今回は努力をしたくてたまらなくなるそんな記事です。
みなさんは努力している人と言われて、誰を思い浮かべますか?
野球選手やオリンピック選手や一流のビジネスマンなどあなたの身近な人を思い浮かべますよね。
そしてそういう人は、大体私たちが羨むような大きな成功を収めています。
それに比べて自分は努力ができていない、何かやっても続かない、同時こう思ってしまっている人もいると思います。
でも、これは仕方がないことなんです。
努力を継続できる人が稀な存在なのです。
全員が努力できていたなら、この世の人間全員がビルゲイツになっていることでしょう。
しかし、世界中のエリートたちのような一握りの努力できる人間とすぐに投げ出してしまう人間がいるのも事実です。
私たちがサボる間に、一握りのエリートたちは途方もない生産性で継続していっています。
差は開く一方です。
どうしてこんなに差が出ているのか?
それは、努力できる人は脳がバグっているからです。
ちょっと話を持っていると思いましたか?
いやいや、これは誇張でもなく事実なのです。
努力できる人たちは、彼らは本当に脳の神経回路が普通の人とは少し違うんです。
え、脳の構造が違うのならどうしようもないじゃんって思いますよね。
大丈夫です。
これは遺伝や才能ではなく、後天的に私たちは脳の神経回路を操ることができます。
もし、自動的に努力する脳を意図的に作り上げることができるとしたら?めちゃくちゃ作り上げたいですよね。
今回はそんな努力脳の作り方のお話です。
私は毎朝7時に仕事を始めて、そこから日が暮れるまでぶっ続けで仕事をやり、ジムにもいき、その他の大量の習慣をこなしていた時は、完全に努力依存状態でした。
信じられないかもしれませんが、休日でも朝起きてモーニングルーティンの後、すぐに仕事を始めないと気持ち悪い体質になっていました。
この努力依存状態からいまだに抜け出せない状態です。
私の記事では、結構スピリチュアル的な話も取り上げてますが、今回は、科学的な要素も使って、努力脳への書き換え方を教えます。
まずタイトルにある努力脳って何?という話ですが、勘違いしてほしくないのは、努力脳っていうのはきついことに耐えれる脳を作ろうとかそういう感じではないということです。
むしろ逆で、努力できる人の脳は、努力を努力と感じていません。
無意識に努力しちゃってる努力がやめられないというマジでバグっている状態になっています。
そもそも努力を努力と感じている時点で負けです。
9割の人間は負けが確定しているゲームをやっています。
みなさんはこういうイメージがないですか?
努力=キツイ
でもそれに耐えなきゃ結果なんて出せない。
これ結構思っている人多いと思います。
ですが、もうここから間違いなんです。
実は、努力=キツイとこう思ってしまうと絶対に続かないように私たちの脳はできています。
なぜなら、私たちは、苦痛から逃れ、快楽を求めるのが本能だからです。
ダイエットしたいのに、お菓子を食べてしまう。
これはダイエットという苦痛から逃れ、お菓子という快楽を求めてしまうからなんです。
お金を稼ぎたいのに、スマホをいじってしまう、だらけてしまう。
作業という苦痛から逃れ、ごろごろするという快楽を求めたからです。
努力脳に書き換えられていない人は、こうやって挫折を繰り返します。
こういう感じに挫折していく人は結構多いんじゃないかと思います。
私もこういう失敗をめちゃくちゃやっていました。
副業をやろうとしていたのに、本業でめちゃくちゃ疲れて、家に帰ったら、すぐスマホを触ってしまう。
2時間ぐらい経った後で、ああ、もうこんな時間、もう寝ないと今日もできなかったなといった感じでした。
どうして、私たちは、こうなってしまうんでしょうか?
それは、やろうとしている努力=苦痛と脳が認識してしまっているからなんです。
脳は苦痛から逃れ、快楽を求めます。
あなたがやろうとしている行動は、脳にとっては逃れたい苦痛で、脳的には行動するたびに、針を刺されているのと同じようなもので続くわけがありません。
ましてや、努力脳が出来上がっていないのに、根性で無理やり続けようとするのは愚の骨頂です。
この記事を読んでくれるような人は、大丈夫だと思いますが、日本ではいまだに根性でどうとか、石の上にも3年とか、辛くてもじっと耐えろとか言っている人がいます。
好きでもないことを3年間我慢しろとか、そんな無責任な言葉はありません。
そういう人たちは、それがどれだけ非効率的なことをやっているのかを100%理解していません。
マインドが書き換わっていないのに思考停止でただ頑張るというのは、人類が何万年もかけて作り上げてきた本能に抗っている状態で、めちゃくちゃしんどいに決まっています。
仮に、数年続けたとしても、すぐに燃え尽きて最悪、2度とそれをやりたくないと思えるほどのダメージが脳に焼き付く可能性があります。
理由もなく、ただ根性でやりきれとかいう人がいたら、そういう人の話は聞かない方が良いでしょう。
じゃあ、どうすれば良いのか?
結論、脳の快楽をコントロールすればいいだけです。
努力脳を持ち、努力依存症になっている人たちは、苦痛から逃れ、快楽を求めますというこの脳のシステムの回路を普通の人と逆転させています。
例えば、ダイエットのために、筋トレをやるとします。
普通の人は筋トレは苦痛で、筋トレしないは快楽になります。
しかし、努力脳の人は、筋トレは快楽であり、筋トレしないは苦痛なのです。
この回路になるように脳のプログラミングしています。
だから、筋トレが続くのです。
彼らにとってはジムに行くことが快楽であり、ジムに行かないことが苦痛なのです。
努力を努力と感じていないのです。
そんなことできるの?と思ったかもしれませんが、これはできます。
なぜなら、この脳の快楽の回路を変えるのは、ちょっとした脳のハックで可能だからです。
この方法をつかい、脳をプログラミングすることができれば、私たちは努力が努力と感じない脳を作ることができます。
むしろ、何か大きな結果を残したいなら、先に脳の神経回路をハックしてマインドを変えないと、努力を継続することは、ほぼ不可能です。
私たちが成功を収めたいと思うレベルの努力なら、誰にでも、快楽に変換することはできます。
では、どうやってやるのか?
やり方を書きます。
今回の記事の最重要項目です。
脳の回路を変える方法は簡単です。
やりたい行動の先に自分にとってどれだけ良いことが起きるのか?をイメージすることです。
例えば、副業を始めてお金を稼いだら、今の仕事を辞めれてストレスから解放される、ダイエットして痩せることができれば、異性からモテるなどこういう感じです。
必ずしもやる理由を高尚なものにする必要はありません。
よくこういう話をしたら、社会の役にたつためにとか、人のためにとか、そういうのにしないといけないと思う人もいますが、もっと自分の欲望に忠実にイメージした方が、ほとんどの人にとって成功しやすいです。
このイメージをすることで何が起こるのか?
あなたの脳内では、プライミングという現象が引き起こされる。
プライミングとは脳科学でよく使われる言葉です。
簡単にいうと理想の結果をイメージし、この行動をすることで気持ちいいと考えると先に、快楽物質のドーパミンが脳に流れ、その行動に向かわせることができるという脳のメカニズムです。
例えば、若い男の子が気になる人を口説き落とそうとする努力は、尋常ではありません。
相手から印象を良くするために、モテたいために、筋トレをする。
デートのために普段はめんどくさいはずの計画を一生懸命に立てる。
ファッションを気にする。
こういった普段では、苦になることを平気でこなす、もはやその努力の過程も楽しいと思える。
これがプライミングの効果です。
プライミングは、もともとは子孫繁栄のためにあるシステムです。
人類だけでなく、様々な動物にも備わっています。
若い男の子がなぜ自分を磨きのためにここまで努力できるのか?
それは努力そのものが気持ちいいからです。
なので、他人には努力に見えても、本人にはそれをやりたくてやっているので、もはや努力ではないのです。
最終的にはホテルに行くことで気持ちよくなるのではなくて、それまでの過程でドーパミンが流れるので、先に気持ちよくなるのです。
だから、この現象を先行刺激=プライミングと言います。
プライミングは子孫繁栄のためにあるシステムなので、より本能に近い欲求に対して強い反応を示しやすいです。
世界平和のためよりモテたいの方が多くの人にとって、モチベーションになりやすいです。
モテたいの方が本能により近い欲求だからです。
人間は他の動物と違い、この地球上で唯一情報空間の変化でも脳の構造を変えれる生き物です。
なので、もっと抽象度が高い世界平和とか堕kれかの幸せのためにとか、そういうものでもプライミングを発動させることはできます。
ですが、みなさんのほとんどは、世界平和とか言われても、ピンとこないと思います。
私もピンときません。
だから、やりたい行動の先に自分にとってどれだけ良いことが起きるのか?
これをイメージする時、もっと自分の欲求に忠実にイメージしてくださいと言ったのはこれが理由です。
本音でイメージすることが一番大切です。
本音でイメージしなければ、そこに感情が乗ってこない。
感情が乗ってこなければ、ドーパミンは流れません。
世界平和のために自分は起業するんだと本気で思えるなら、問題ないですが、嘘をついて響きが良いものにしても、努力脳に書き換えることはできません。
私も、筋トレを習慣化した時に、イメージしたものは、モテたいの1択でした。
結果、週4、5回の筋トレが2年ぐらい継続できています。
ですが、今となっては筋トレをよる理由がモテたいとか、そういう次元ではなくなっています。
ただ、トレーニングがしたいという欲だけが残っている状態です。
脳筋ジャンキーの完成です。
案外、モテたいからスタートして、いつの間にかこうなっている方は、結構多いのではないでしょうか?
ここまでをまとめると、努力できる人は脳内の神経回路が努力脳に書き換わっている。
その書き換え方法は、やりたい行動の先に、自分にとって、どれだけ良いことが起きるのか?
これをイメージし、行動(努力)をすることで、先にドーパミンが流れるように向かわせる。
そして最終的にその努力自体でドーパミンが流れるように完全に脳の神経回路をハックする、この流れです。
ただ、このイメージするときの注意点があります。
このポイントを押さえておかないと、これまでやってきた脳の書き換えが全て無駄になります。
そのポイントとは?
達成したいゴールは、自分が本当にやりたいという感情があるかどうかです。
誰かに言われたからやらないといけない。
このやらないといけないというメンタルは最悪です。
なぜなら、人間の無意識は、やりたいと思ったことは、それを達成するために非常にクリエイティブに働きますが、逆にやりたくないけどやらないといけないものは、できるだけやらなくてもよくなるようにクリエイティブに働きます。
しんどい努力は続かないので、いずれ辞めてしまいます。
みなさんもやりたくないことがあった時、どうしても会社や学校に行きたくない時、行かなくても良い理由、やらなくても良い理由を一生懸命考えた経験があると思います。
だからこそ、今一度、ゴールを達成したときの感情、これには十分に気をつけてください。
誰かに強制された目標はしんどくなる一方です。
あなたが立てたその目標、達成した先に待つのはあなたが望む未来ですか?
それとも誰かに強制された未来ですか?
今回は、努力依存症になる脳の作り方について書きました。
この方法を使って、他人からは努力しているように見えるのに、当の本人はドーパミンドパドパ状態になっているやばいやつにぜひなってください。
この方法で努力中毒になってしまった努力ジャンキーが増えるように願っております。
コメントを残す